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ティアマリア・エステミロワ第1巻にAmazonレビューがつく

久しく更新していなかったが、正業が多忙であるのと冬だからということがある。
寒いと気力が萎える。
少し暖かくなり、自分の人生で優先順位が高いものは何なのか、一度じっくり考えてみたくなった。

まあそれは今度にする。
ずいぶん前に、ティアマリア・エステミロワ第1巻のレビューがAmazonに載った。
ホッケ太郎氏である。
海の記憶も、オールド・スパイダーも、彼がレビューを書いてくれた。
一部を紹介したい。

冒頭で、この架空世界の状況が明らかにされる。ウォランという名の国が、かつてルーシを支配し、その関係が逆転したため、今はルーシがウォランを虐げている、という架空世界。(モンゴルや、トルコによるヨーロッパ支配とその後の逆転という歴史を思い起こさせる。)主人公は、その奴隷状態にあるウォランの少女。物語が展開するにつれ、作品の背景が少しずつ明らかになってくるという緻密な構成だ。グイン・サーガのようなファンタジー世界だ。

奴隷状態にあった少女が、師に見出され、武術を学び、ルーシの士官学校に入校するまでが描かれている。少女は修行の中で、師から武術を学びながら、成長していく。この修行の行き詰まるような描写は、見事だ。二人が間合いを取りながら対戦する場面など、息遣いまでが伝わってくるようだ。

この第一巻は、少女が士官学校に入学するまでが扱われているが、その後、どのように物語が展開するのか、気になって仕方ない。壮大な物語を予想させる設定であるため、これから次々と話が繰り広げられるのではないか、と考えてしまうのだ。


グイン・サーガのような、というのはファンに怒られそうだ。
現在、書きかけの物語がみっつあるが、ティアマリア・エステミロワが最も終わりそうになく、どうしたら面白くなるか考える頻度が高い。
書いて楽しく読んで面白い。
作者にとっても読者にとってもティアマリア・エステミロワは幸せにしてくれる作品だと思っている。
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5ヶ月ぶりの新作 「ティアマリア・エステミロワ 第1巻」発売開始。

ようやくティアマリア・エステミロワ 第1巻の発売にこぎつけた。

熊本地震直後の小さな、あの家以来5ヶ月ぶりである。
最近は気力が落ちていて、せっかく連休なのだから気力・体力の回復につとめたいと思っていたが、発売だけしておいてほったらかしも作品に悪いので、紹介したいと思う。

以下はAmazonの紹介文である。

千年前の侵略者の容姿を引き継ぎ、生まれながらに不可触賤民として運命づけられた少女は、名前さえ与えられていなかった。

少女は奴隷として王都へ売られていく。奴隷市場では身を隠す布切れ1枚さえ与えられず、狂熱を帯びた視線になぶられる。

少女を買ったのは、猿に似た中年貴族。裸のままの少女を連れて、戦利品のように王都を闊歩した。

眼の前に現れたのは、異形の槍使い。侵略者の容姿を持った隻腕の老人。
一撃で少女を救いだす。

少女は老人に名前を与えられる。

ティアマリア、と。

ティアマリアの宿命に挑む戦いが、始まろうとしていた。


いかがだろうか。

ティア青

凛とした少女と凶悪そうな老人が出会い、何が起こるのか、作者の僕にも判らない。

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新作 「ティアマリア・エステミロワ第1巻」の表紙が決まる。

ランサーズで募集していた新作の表紙が決まった。

Yさんの提案である。

ティア青

このままクリアファイルとかにして持ち歩きたいほどかっこよく、美しい。

小説の内容は今まで何回か言及していた、賤民少女が奴隷に売られて変態貴族に街を裸で連れまわされているところを異形の槍の達人に助けられ、色々な理由から陸軍士官候補生を目指していくという話である。

長くなりすぎてまだ完成してはいないが、1巻を出す程度の分量はあるので、2巻分を書くモチベーションを高める意味も含めて出すことにした。

年内にはいろいろな作業も終わって出せると思う。
この作品は小説を書き始めて第2作であり、自分の技術向上の軌跡をもっとも顕著に表している。
つまり書き直し、書き足し、修正した回数がもっとも多い作品である。

小説の方の思い入れも含めて、今回の表紙は最高である。

続きものなので、当然第2巻もYさんに頼む予定である。

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半年ぶりに新刊を出す。

7月に小さな、あの家を出して以来、電子書籍を出していなかったが、12月中に出すことにする。

11~12世紀のヨーロッパをイメージした架空世界を舞台にしている。
不可触賤民として生まれた少女が奴隷に売られたところから成り上がる物語である。
奴隷市場で変態貴族に買われて裸で街を連れまわされているのを、異形の年老いた槍の達人に救われるところから物語は始まる。
もともとは小説を書き始めて2作目に取り組んだものだが、まだ完結させることができていず、1巻を出す程度の分量はあるので、てこ入れの意味も含めて出すことに決めたものである。
当然、以下続巻である。

久しぶりにランサーズで表紙を募集しているが、要求が複雑なので集まりが悪い。
よく集まるのは「背景・構図が単純」「人物が少ない」「女の子」のときであるが、特に「背景・構図が単純」なことが提案数が高いように思う。
もっとも、提案数を上げるためにニーズを犠牲にはしない。
今来ている提案は、よくぞ頑張ったと言いたくなるほどイメージ通りである。

今後の経過について、逐次お知らせしていく予定である。

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月刊群雛8月号に掲載される。



月刊群雛8月号に、短編「いじめられっ子の恩讐」が掲載された。

何を今頃8月号の宣伝をしているのか、と言えば7月末から8月中にかけて熊本から東京への引越しでバタバタしていたからだ。
残念ながらこの群雛という雑誌は8月号をもって休刊になってしまったのだが、最後のトリを飾れたのは良かったと思う。

群鄒はインディーズ作家、つまりアマチュア作家の発表の場を作るというコンセプトから始まった雑誌で、かなり長く続いていたのだが、僕が知り投稿した直後に終わってしまった。

とは言うものの、僕の創作自体が終わったわけではない。生活も落ち着きはじめ、引越し前から書いていた短編を概成した。
もっとも、これは7月30日が締め切りの公募に、書き終わらずに投げ出すのが釈然としなかったので書き上げたものである。

そういえば「いじめられっ子の恩讐」の紹介をしていない。

中学時代にいじめを受けた主人公は10年たってもそのトラウマから抜け出せず、実行する予定のない復讐計画を作るのが趣味で、その数は100を超えていた。ある日、同窓会のお知らせが届く。幹事は主人公をいじめた相手だった。

といった始まりで、主人公といじめっ子は再会する。

僕の作品以外もプロ顔負けの面白さであるので、ぜひ読んでもらいたい。



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力作揃いの「小さな、あの家」表紙コンペ。

何度も書いているが、小さな、あの家の表紙をコンペにかけたところ、57もの提案が集まった。
今回はその中でも特に印象的だったものを紹介したい。

タブリングさんの作品。

タブリング

タブリングさんは餓獣の表紙を描いてくれている。
それだけではなく、海の記憶の表紙にも提案をしてくれている。

海の記憶24-4

つまり刊行された4作品中、3作品の表紙を提案してくれていて、採用が1件、次点が2件というものすごさである。
小さな、あの家の表紙もいろいろと凝った解釈をしてくれた力作だった。

栗柑さんの作品。

栗柑

どうだろうか。
この笑顔の少女が、数ページ後には死体を蹂躙されるのである。
読者は、少女の最期の視線を受けているのである。
読んだ後に表紙を見直して、もっとも切ない気持ちになるのではないか。

もぐさ丸。さんの作品。

もぐさ丸。

この少女もこちらを見ている。
少女がこちらを見ているかそうでないかで、読者が少女に存在を意識されているのか、ただの傍観者なのかが変わると思っている。
結局両者のすぐれた作品を採用した。

ひのくらおみさんの作品。

ひのくらおみ

見上げられている、という構図はふたつぐらいしかなかった。
ずっと床についていた少女は、解放の瞬間にもこんなはかない笑みなのかもしれない。

最後に、369さんの作品。

369.jpg

もっともショッキングな笑顔だった。
シンプルな背景とロープが強烈な死の臭いを放っている。
こんな笑みを見てしまったら、夢に出る。

さて、いかがだっただろうか。
まだまだたくさんの力作があり、ツイッターの作品紹介などで発表していきたいと思っている。
小さな、あの家は現在予約販売中であり、17日にダウンロードされる。
しばし待たれたい。



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「小さな、あの家」予約販売開始。

小さな、あの家を17日に販売する。
すでに、予約販売で買うことができる。
買っておけば、17日に自動でダウンロードされる。

Amazonの紹介文を、以下に記載する。

20年前、神社で見たのは「あの家」に棲む男が娘の死体を蹂躙する姿だった。

おまえもやるか? と問われた少年は、ひたすらに逃げた。

少年はふるさとに帰ってきた。町にひとつしかない、中学校の教師として。
クラスには「あの家」の娘がいた。
蓑原六花。
ふけまみれのセーラー服。
洗った様子のないごわついた髪が表情を隠している。
やせっぽちの、ひとことも口をきかない少女。

                 ◇

「あの家」に生まれた男。
蹂躙された娘の兄であり、蹂躙した男の息子、蓑原隆造。
捨てた「あの家」に、人生をやりなおすために戻ってくる。
彼と妻の宝物は、娘の六花。
壊したのは。

                 ◇

「あの家」の、3代にわたる業の結末は。


なお、リンクに木田真さんのライトノベル新人賞投稿レポートを追加した。
長編新人賞の2次突破と、僕の2~3歩先を行っている。
僕の場合きまぐれで寄り道が多いが、負けてはいられない。



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「小さな、あの家」の表紙決定。

「小さな、あの家」の表紙を決定した。
東条一さんの提案である。

22.png

これだけ可憐で儚げに描ける人も珍しいのではないか。

非常に美麗な表紙を提案してもらいながら、この表紙から始まる少女の悲惨さは作者である僕でさえ沈鬱な気持ちになる。

ちなみに、提案を募集する際、以下の条件を提示していた。

○ 少女が脚立の上に腰掛けて、青空を見上げ、爽やかな安堵の笑みを浮かべている
○ 少女の外見:
○ 15歳程度、髪は肩まででしばらく洗っていずごわごわ、よれよれのパジャマを着ている、首に首吊りの縄がかかっている、可憐ではかなげ、悲壮感ゼロ。
○ リアルさよりは可愛らしさを重視

見事に東条さんはすべての条件を高レベルで具現してくれたが、最後の最後まで迷ったのも事実である。

「小さな、あの家」は7月17日(日)に販売する予定である。
僕の人間性の限界に挑んだ作品なので、18禁になってしまう。
万人に到底すすめることはできないが、表紙に騙されて買ってほしい。



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「小さな、あの家」を完成させたことを後悔している。

コンペで募集している次の長編「小さな、あの家」の表紙が続々と集まっている。

人物がひとりで、背景を細かく指定もしなかったので、たくさん提案を受けている。
15歳くらいの少女が脚立に座って爽やかに笑っている図案が基本だが、その直後の様子から小説は始まる。
提案者の皆さんが美しい解釈で美しい絵を描いてくれるのだが、読んで最初の10分できっと怒りと吐き気がこみ上げてくるだろう。

なんだか、完成させなければよかったと本気で思ってしまう初めての作品になった。
自分が他者としてこの作品を読んだなら「ここまでやるか」と感心してしまうのだが、普通のひとは面白さとは無関係に嫌な気持ちになり、読んでしまったことを後悔すると思う。

別に新手の宣伝ではなく、客観的に見てそう思う。
だからこそ、自分で出版するのだが。
とはいえ、作者ひとりだけが読んで書いて楽しんでいるものを、別に世に問わなくてもいいのではないか。

まあ、不愉快なものを公にさらしてしまうが、小説だから公然猥褻にはならない。
昭和初期なら間違いなく発禁である。
買ってくれとも読んでくれとも言えないが、「小さな、あの家」は来週販売する。



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新作長編「小さな、あの家」脱稿

長い長い時間がかかった。
タイトル「小さな、あの家」でさえ2週間前まで決まらなかった。

人間性の限界に挑んだ物語である。
海の記憶でさえハネるような出版界では、到底受け入れられないだろう。
だから、自分で出す。
当然、18禁になってしまう。

脱稿を見越して表紙をコンペで募集しているが、今回は背景が簡単なせいか提案が多かった。
ぱっと見てあれ、かわいい……と思うかもしれないが異様なものが描かれている。
そして中身を読んでひっくり返り、表紙を再び見ていたたまれない気分になる。
そういう効果を狙っている。

7月第2週にはお目見えできるだろう。
新作「小さな、あの家」お楽しみに。



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原田 修明

Author:原田 修明
小説を書くオッサン。
少なくとも、一生書こうとは決めた。

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