「おもしろい」の公式が判る。沼田やすひろ「『おもしろい』映画と『つまらない』映画の見分け方



具体的に「三幕構成」の「三幕」とは、どのようなことを描くのでしょうか? ずばり「対立・葛藤・変化」です。

始め(第1幕)に「対立」を描く。すなわち登場人物の「役割上の対立」及び主人公の「内面の問題の対立」

ストーリーの中間部(第2幕)で主人公が問題に立ち向かって悩んだり、努力したり、苦労する。ここで「成長葛藤(仲間がいて乗り越えられる)」と「破滅葛藤(仲間がいなくて乗り越えられない)」に主人公が立ち向かうと納得できるおもしろさになる。

終わり(第3幕)に「変化」を遂げた主人公は、すべての対立を解消する。(58ページ)


映画の「おもしろさ」とは具体的に何があれば「おもしろい」のかを懇切丁寧に解説した本。
冒頭に示した3幕構成の説明だけで、おもしろい物語が作れないと悩んでいるすべての創作者の悩みは解決する。
3幕構成を意識したプロットを作るだけで、平均点以上のものは確実にできるだろう。

さらに、ストーリーの「おもしろさ」を13フェイズにわけてどんな場面が必要かも書いている。
また、キャラクターにどんな役割を振れば「おもしろく」なるかも記載されている。

映画の解釈のための本ではあるが、すべての物語に適用できる。現に13フェイズを使っておもしろさを分析した例には、テレビアニメの魔法少女まどか☆マギカも使われている。

物語の目的は「おもしろい」ことだけにあるのではないと承知はしているが、僕も含めて「おもしろい」物語を作ろうとする者たちのための模範解答、いや公式であると思う。
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