ラテン系は精力絶倫。 ガルシア・マルケス「コレラ時代の愛」



結婚生活で生じる問題というのは、毎晩愛し合ったあとにいったん解決されるけれども、毎朝、朝食の前にまたしても頭をもたげてくるものなのだ。(304ページ)

まず、文字が多い割には読みやすかった。 フロレンティーノ・アリーサとかフェルミーナ・ダーサとか登場人物の名前は必ずフルネームで書いてある。外人の名前の場合、フルネームで書いてくれた方が判別しやすい。

あとがきには、フロレンティーノ・アリーサは生身の人間が実行しうる永遠の愛を証明したみたいなことが書いてあったが、文中には

「人は同時に何人もの人と、それもだれ一人裏切ることなく、同じ苦しみをあじわいつつ愛することができるのだ」

とフロレンティーノ・アリーサの考えが述べられているところがあり、現代日本人には彼が永遠の愛の体現者とは理解しにくいのではないだろうか。

それにしても、ラテン系は70歳を過ぎても枯れないのがすごい。



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