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30分で物語をひとつひねり出す方法。

自分の頭に頼らず、無作為に引いたカードを並べてそれに合うストーリーをあてはめていくという方法である。

下記のカードは大塚英志の物語の体操―みるみる小説が書ける6つのレッスンから使っているが、むろんタロットカード等でもよい。

card.jpg

それぞれ過去、現在、未来、結末、敵、味方の場所に無作為に引いたカードを置く。
図の通り、正位置と逆位置があり、逆位置なら意味が反対になる。
例えばこの図では、過去=慈愛、現在=信頼、未来=反創造、結末=寛容、味方=反公式、敵=反庇護である。
この場合、基本的な物語は下記のようになった。

暖かな愛情を受けて育った(慈愛)主人公は、成長して信頼を受ける(信頼)ようになる。しかし、その愛情を失う(反庇護)出来事が起こり、破壊的な行動(反創造)をとるようになる。その後、非合法な力(反公式)によって、喪失を受け入れる(寛容)

これを元にして作ったあらすじのひとつを紹介する。

修道院の前に捨てられていた男の子はシスターに拾われ、聖母のような愛情を受けてすくすくと育つ(慈愛)
少年は力が強く、襲撃してきた盗賊を丸太で叩きのめす。また、不具の放浪騎士から剣術を教わり、頼りになる存在になる(信頼)
ある日、法王庁が少年のいる修道院の会派は異端であると通達を出す。聖堂騎士団が襲いかかり、教会には火をかけられ、騎士は殺される。シスターは処女のまま死ぬと天国へ行ってしまうので、輪姦されてから庭に建てた杭に突き立てられる。聖堂騎士は「異端の魔女にはそれがお似合いだ」と捨てぜりふを吐く(反庇護)
少年は、正統派狩りを始める(反創造)
やりすぎて命からがら異教徒の国へ逃げ出すが、そこで尖兵として母国に侵攻する(反公式)
母国は異教徒の国になり、法王庁は潰され、改宗を拒んだものは殺された。少年は虚しく安らかだった。少年は用済みになり、暗殺される。甘い思い出に包まれて死ぬ(寛容)


占い師ではないので、カードの意味に強くこだわる必要はないと思う。物語をひとつ作ることが重要なのだ。



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